去年5月以来の投稿になりますが,その間諸行無常なことがありました.
その1ということで.
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玄箱PROをセットアップするにて紹介した我が家の玄箱だが,今年の3月頃に異変に気がついた.我が家のネットワーク上に存在はするのだが,ネットワークサービスを提供できなくなっていた.
具体例としては,
- 玄箱へのPINGは通る
- ネットワークファイルサービス SAMBA が不調.
Windowsの「ファイル名を指定して実行」で"\\玄箱のIPアドレス"でも応答せず - HTTPサーバー APACHEが不調
ウェブブラウザで"http://玄箱のIPアドレス"でも応答せず. - OS管理クライアント「Webmin」,SAMBA管理クライアント「SWAT」も応答せず.
である.
これらの不調を直すために,telnetでログインしてみようと試したが,それも出来なかった!
残る手段は,コンソールを取り付けて,ネットワーク経由ではなくハードに直接ログインすることだが,面倒になってやめた.
思い起こせば,我が家のホームサーバーは,
1. 星野金属のキューブ型ベアボーン
主な構成:VIA C3, Red Hat Linux, 2.5inch 80GB HDD x2
→2年程度で起動しなくなった
2. 中古のThinkpad T22
主な構成:Debian Linux, 2.5inch 80GB HDD x2 (ウルトラベイ利用)
→2年程度で起動しなくなった
3. 玄箱
→約1年半でサービス提供不能に (2008/7〜2010/3)
という有様.MTBF2年弱,24時間稼働はそんなに大変なのか!?
ということで,セットアップに手間暇かからず多機能で,信頼性が高そうで,しかもファンレスなのを探してみた.そういうのは得てして高いのだけれど,辛うじて手が届く値段のこいつをチョイスした.
当然といえば当然だが,導入以来3ヶ月安定稼働している.
難点は分かってはいたが,(日本語の)情報の少なさ.ネットで検索しても実際に使い込んでいる人のレビューは見かけないなぁ.英語だけどユーザーフォーラムがあるのでそこを読んでみるか.